高齢者は些細なことが原因で転倒してしまう恐れがあります。万が一、滑って転倒した場合大怪我につながり寝たきりになってしまう可能性があり注意が必要です。ここでは滑りやすい場所の説明や滑り止め工事による高齢者のメリットなどご紹介いたします。
滑りやすい場所
玄関やマンションなどのエントランス
見た目の良さから、鏡面タイルなどの素材が使われやすいこともあり、雨などで濡れた状態で出入りすることで滑りやすくなっています。
浴室
床が水で濡れることが原因で滑りやすくなります。また、シャンプーや石鹸、皮脂のぬめりなどで滑りやすく危険です。
階段やスロープ
滑りやすく、また段差の識別がわかりにくく踏み外す危険も伴います。
スロープはエントランスなどとつながっていることが多いことから、鏡面タイルなどの素材が使われやすいこともあり滑りやすく、また、勾配が分かりにくくつまずいて転倒してしまう恐れもあります。
スーパーマーケットなどの店舗
耐久性やメンテナンスのしやすさから、セラミックタイルが導入されることが多くあります。しかし、濡れると滑りやすくなります。青果売り場や鮮魚売り場などでは、食品からのしずくが落ち、床が濡れて滑って転倒する割合が高くなります 。
マンホール蓋やグレーチング
金属やスチール製のものが多くそれらの素材は摩擦力が弱く滑りやすくなっています。
雨などで濡れると、さらに滑りやすくなりとても危険です。
滑り止め施工のメリット
転倒リスクの低減
滑り止め工事は、床や歩道に特殊な材料や処理を施すことで、滑りやすさを軽減します。これにより、高齢者が転倒するリスクが低減し、骨折やその他の重傷を予防するのに役立ちます。
自信の向上
滑りやすい場所での滑り止め工事が施されていると、高齢者は自宅や公共の場での移動に対して自信を持つことができます。自信を持つことは、日常生活における幸福感と生活の質を向上させます。
独立性の維持
高齢者にとって、自分で外出し、日常の活動を独立して行うことは非常に重要です。滑り止め工事は、高齢者が独立性を保つのに役立ち、介護の必要性を減少させることができます。
医療費の削減
転倒や滑倒による怪我は、医療費がかさんでしまうことがあります。滑り止め工事により、これらの事故を予防することができ、医療費の削減につながります。
社会参加の促進
高齢者が公共の場やコミュニティ活動に参加する機会が増えると、社会参加感が高まります。滑り止め工事により、高齢者は外出しやすくなり、友人や家族との交流を楽しむ機会が増えます。
予防措置の一環
滑り止め工事は、高齢者の健康と安全を保護する予防措置の一環として位置づけられます。予防的な取り組みを行うことで、高齢者の生活品質を向上させることができます。
目的別滑り止め対策
目立たせない滑り止め施工：ASL工法、クリアハードコート
玄関やエトランスに使用するような鏡面タイルや、石材（大理石など）は美観を損なわない施工がおすすめです。
目立たせる滑り止め施工：グリハードプロ
階段やスロープなど、段差や勾配がわかりやすい施工がおすすめです。
視覚での段差識別と滑り止めの効果で危険を回避 。
ステップソリューションでは様々な場所に対応した滑り止め工事を行っております。また、施工完了後も末長くお付き合い頂く為にメンテナンス方法も積極的にご提案させて頂いております。
滑りにお困りの方は是非お問い合わせからご連絡をお待ちしております。
まとめ
日々の生活している様々な場所で滑る危険が潜んでおります。高齢者の場合、滑って転倒したことがきっかけで、寝たきりになってしまうこともあります。高齢者のための滑り止め工事は、安全と生活の質を向上させるための重要な取り組みです。転倒事故の予防、自信の向上、医療費の削減、そして安心感の提供など、さまざまなメリットがあります。高齢者とその家族が快適かつ安全な環境で暮らせるように、滑り止め工事が必要不可欠と言えるでしょう。
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