近年、滑って転倒する事故が増加しています。
その中でも浴室での転倒が多いことが報告されています。
浴室の床材は水に強いタイルや石材などの素材が使われることが多く、水に濡れると滑りやすい材質が多く存在します。また水に濡れているだけでなく、シャンプーやコンディショナー、石鹸などのぬめりがあるため、転倒事故が起こりやすくなっています。
大怪我にもつながりかねないので、滑りにくい環境を整える必要があります。
では、どのように滑りにくい環境を整えればいいのでしょうか?
浴室に対応した滑り止め施工の種類をご紹介します。
ASL工法 (液剤マイクロ穿孔処理)
見た目も変わらず、滑り止め効果UP!!!
濡れて危険なタイルや石を滑りにくくする防滑工法です。
特殊な液剤を用いてマイクロメートルの目には見えない穴を作りだし、水の移動を抑制する防滑工法です。
対応する下地
石材;御影石、大理石
タイル;セラミックタイル、磁器タイル、レンガ調タイル
特殊;テラゾー(テラゾーのみ効果が発揮できない場合がございます。)
クリアハードコート
誰でも簡単塗装、滑り止め効果UP!!
景観に馴染むクリア色
塗料に高硬度の骨材(アルミナ)を配合しコーティング系材料の中では耐久力が高い商材となります。
対応する下地
石材;御影石、大理石
金属;ステンレス、アルミ、鉄(黒革、亜鉛メッキ)
木材;ひのき、杉、イベ材
縞鋼板;チェッカープレート
塩ビ;ビニル床材、クッションフロア
セメント;コンクリート、モルタル
塗床;ウレタン、エポキシ
上記2種類をご紹介いたしましたが、耐久性や仕上がりを加味するとASL工法がおすすめです。
長く滑り止め効果を持続させる為に
浴室での防滑効果を持続させる為に必要な事は適切なメンテナンス(清掃)です。
せっかく防滑工事を行ったのに直ぐに滑りやすい状態に戻らないよう、床に汚れを貯めない事が重要となります。
浴室には水垢、皮脂、石鹸カス(シャンプー、コンディショナーの残留物)温泉スケールが主に滑りを誘発する汚れです。
酸性の汚れ :皮脂、石鹸カス
アルカリ性の汚れ :水垢、温泉スケール
大きく分けると2種類の汚れに分別されます。
この2種類の汚れを1種の洗剤できれいに落とすことは非常に厳しいです。
酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤
アルカリ性の汚れには酸性の洗剤
を使い分ける事で上記2種の汚れをきれいに落とし、滑りにくい床を保つ事が可能です。
ステップソリューションでは施工完了後も末長くお付き合い頂く為にメンテナンス方法も積極的にご提案させて頂いております。
浴室での滑りにお困りの方は是非お問い合わせからご連絡をお待ちしております。
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